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「アニカン メディアファクトリー号外」連動企画の「ARIA The NATURAL」座談会記事はこちら！
2006/03/27
東京国際アニメフェア限定配布の「アニカン AT-X号外」、その中で掲載された「ARIA The NATURAL」スペシャル座談会は、「アニカン メディアファクトリー号外」と連動企画となっています。メディアファクトリー号外掲載分が座談会Part1で、以下の記事はAT-X号外に掲載された座談会Part2です。
※「アニカン メディアファクトリー号外」はアニメショップなど「アニカン」配布店で入手してお楽しみ下さい！
【また『ＡＲＩＡ』の優しい世界に浸ってほしいです】
美麗な映像で表現したネオ・ヴェネツィアの水の青、空の青、そして耳にはChoro Club feat.Senooの心地よいミュージック、さらにキャラクター、ストーリーも優しい未来形ヒーリングアニメーションとしてファンの心を癒してくれた『ARIA The ANIMATION』。ARIAスペシャル座談会Part１（アニカンＭＦ号外をチェック！）ではそのファースト・シーズンを演じられての感想を聞いてきましたが、Part2のこのインタビューではセカンド・シーズンに向けた意気込みをうかがいました！ けれどもセカンド・シーズンとはいえ「私の中ではＡＲＩＡは途切れてはいないです」（葉月）や「みんなも収める芝居ではなく繋げる芝居をしていたと思います」（斎藤）といったように『ＡＲＩＡ』の魅力はそのままつまっているようで・・・。
――第２期のテーマは「出会い」ということらしいんですが、第１期ではほとんど出てこなかった色恋沙汰も、第２期では期待できますか？
斎藤 あってもこのメンバーでは色恋沙汰ってほどじゃないと思います(笑)。
広橋 可愛らしい感じのね。
斎藤 小学生の初恋みたいなね。でも藍華には幸せになって欲しいな～(笑)。
――まだ恋愛というよりは一人前のウンディーネを目指すと言う感じですね。そこで改めて３人娘からみた、先輩それぞれはどういう存在だと思いますか？
葉月 アリシアさんは、ゴンドラの技術はもちろん凄いんですが、物事の見方や感じ方に関して、灯里にとても影響を与えていると思うんです。どんどん灯里の「素敵ワールド」が膨らんでいくのは、アリシアさんがいるからだと思いますし(笑)。そんなに年齢が離れているわけではないですが、彼女のようにやわらかくて素敵な大人になりたいと灯里は思ってるんじゃないかと思います。
斎藤 晃さんは多分、藍華にとって年の近いお姉ちゃんみたいな感じだと思うんです。私には実際にお姉ちゃんがいるわけではないのですが、いたらきっといつも怒られてばかりで、「何だよ」って反発してしまうと思うんです。でも普段は反発してても、最終的には一番頼りにしていて、根っこの部分ではもの凄く信頼しているんです。藍華はああ見えて結構繊細なところがある子なんですが、そういう家族みたいな絆があの２人にはあって、藍華の弱さを晃さんは一番理解してくれている存在だと思います。
広橋 アテナさんは割といろんなところが抜けてるんですが、でも他人のことに凄く気がつく人。でもアリスはやっぱりまだ子供な部分があるから、アテナさんが実はフォローしてくれている、というのを気づけていないんです。何となくは感じていても、まだアテナさんの偉大さが分かっていないというか。それを気づけるようになったら、アテナさんのことをもっとしっかり理解できるようになると思うんです。アリスも後輩のくせにアテナさんに対していろいろ言っちゃったりもするんですが、でもその裏では信頼していて大好きで、という部分をちゃんと持ってるんです。不器用なところがオレンジぷらねっとの二人はよく似ていますよね。アテナさんはアリスを空気のように包んでくれている、とても優しい存在だと思います。
――それでは第２期に向けた意気込みや、読者へのメッセージをお願いします。
葉月 「癒し」とか「ヒーリング」って、興味のない人はまったく興味を示さなかったりすると思うんです。でもこの『ＡＲＩＡ』のような癒し作品がこんなにも皆さんに受け入れてもらえるとは思っていなかったので、とても嬉しく思っています。是非第２期でも、またこういった優しい世界に皆さんが浸って頂けたらな、と思います。
斎藤 原作の方に、まだアニメになっていない本当に素敵なお話がたくさんあるので、第２期ではまたいろいろな面を見せられるんじゃないかなと思います。でもＡＲＩＡの良い部分は第２期になってもきっとそのままだと思うので、皆さんと同じように私自身も楽しみにしています。
広橋 「第２期」とはいえ、良い意味で気負うことなくやっていきたいと思います。また第１期でもネオ・ヴェネツィアの季節感とか街の風景とか空気感がよく出ていたので、この第２期でも、今度は春や夏といった季節を新たにじっくりと見せていけたらいいなと思います。楽しみにしていて下さい。
